沖縄県がインフル警報 A型に加えB型急増


沖縄県がインフル警報 A型に加えB型急増
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 沖縄県は25日、インフルエンザの流行警報を発令した。15~21日に県内の定点医療機関から報告のあった患者数は1746人で、定点あたりでは32.33人と警報基準値となる30人を超えている。型別ではA型が44.2%、B型が45.0%となっており、県はそれぞれの型に感染する可能性があるとして感染対策を呼びかけている。

 年齢階級別の患者数では、5~9歳が454人と最多で、続いて10~14歳が402人、1~4歳が230人などとなっている。学校教育にも影響しており、15~19日の間、学年閉鎖は5施設、学級閉鎖は31施設あった。

 保健所別の定点当たり患者報告では、八重山が41.33人と最多で、続いて北部37.20人、中部35.25人、南部30.71人、那覇市28.00人、宮古26.50人だった。

 型別では、昨年10月初旬に発令された流行警報ではA型が主流だったが、年始からB型が急増している。

 (嘉陽拓也)