有料

女性ら抗議 第三者委要請も


女性ら抗議 第三者委要請も 第三者委の設置を求めて抗議のスタンディングをする新日本婦人の会メンバーや市民ら=29日、南城市役所
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【南城】新日本婦人の会南城市支部(小池喜代子代表)と県本部(久手堅幸子会長)は29日、古謝景春南城市長のセクハラ疑惑と市の対応を調査する第三者委員会の設置を求める要請書を、市長と泉直人総務部長宛てに提出した。
 提出後、県内の女性有志でつくる「フェミブリッジ」の呼びかけで、市役所前の道路沿いで抗議のスタンディングを実施した。
 要請文では「まともな調査もしないままセクハラはなかったと断定した市の対応は二次加害」と非難し、セクハラ疑惑報道後の市長の発言についても、公的な場での謝罪を求めた。参加者からは「市民に不安と疑惑を与えている市の対応、だんまりのままは許せない」など次々と強い声が上がった。  (上江洲仁美)