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県社協が能登へ 職員1人を派遣 被災地支援業務で


県社協が能登へ 職員1人を派遣 被災地支援業務で 県社協の仲村政利さん(写真左)と湧川昌秀会長=29日、那覇市首里石嶺町の県総合福祉センター
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 県社会福祉協議会(湧川昌秀会長)は2月5日から9日まで、石川県の能登半島地震の被災地へ職員1人を派遣する。全国社協と石川県社協からの要請を受け、民生部主査の仲村政利さん(40)が、同県中能登か奥能登地域の社協や避難所で、災害特例貸し付けや災害ボランティアセンターの運営支援業務などに当たる予定だ。今回の地震で県社協の職員派遣はこれが初めてで、九州ブロックの社協と合流して支援活動を行う。
 1月29日に社協で開かれた出発式で仲村さんは「現地で必要とされている活動に全力で取り組みたい」と意気込みを語った。
 仲村さんは2011年に社協に採用された直後に東日本大震災で福島県へ、九州北部豪雨で福岡県などへ派遣された経験があり、被災地派遣は今回が7回目。派遣要請に「これまでの経験を役立てられたら」と自ら手を挙げた。(慶田城七瀬)