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県警災害派遣隊 石川県から帰任


県警災害派遣隊 石川県から帰任 震災被災地の石川県珠洲市で捜索活動をする県警の災害派遣隊(県警提供)
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 県警は29日、能登半島地震の災害警備活動(活動期間17~22日)で石川県へ派遣されていた広域緊急援助隊特別救助班12人、機動通信課職員2人、計14人の災害派遣隊の帰任式を那覇市の県警本部で行った。救助班の喜友名朝之班長が帰任を申告した。
 派遣隊は被害の大きかった珠洲市内で6日間、主に土砂災害発生地で行方不明者の捜索に従事した。悪天候時には、倒壊した家屋や放置車両からの盗難などを警戒するパトロールにも当たったという。
 喜友名班長は「現地の宿舎にはガスや水道が通っておらず、疲弊しきった被災者のために何かできることはないか、常に考えながら活動した」と振り返った。 (西田悠)