入院者の増加で 沖縄県「病床準備を」 新型コロナ


入院者の増加で 沖縄県「病床準備を」 新型コロナ マスク(イメージ)
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 沖縄県は8日、1月29日から2月4日の間に県内定点医療機関から報告のあった新型コロナウイルス患者は483人(前週比87人増)で、定点当たり8・94人(同1・61人増)だったと発表した。1週間の感染者総数(推計値)は2270人となった。

 入院患者は280~352人で推移している。県は入院患者数に応じた確保病床数を0から3までの4段階で定めている。現在は「段階0」で平時の対応となっているが、入院数が389人以上になると「段階1」の特別対応に変わり、協力医療機関30カ所に中等症Ⅱと重症患者の病床を計49床の確保するよう、県が指示を出す。県によると、さらなる感染拡大が予想されるため、各病院に確保病床を準備するよう呼び掛けているという。 

(嘉陽拓也)