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最後のレースで 後輩に思い継ぐ 名護高駅伝部


最後のレースで 後輩に思い継ぐ 名護高駅伝部 一年生と共に最後のレースに臨んだ名護高校駅伝部前主将の眞喜志茉弥さん(右から2人目)=18日、沖縄市の県総合運動公園
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 1年生主体の名護高校駅伝部は、前主将で3年生の眞喜志茉弥(まひろ)さん(18)と走る最後のレースとして10キロロードレース部門に出場した=写真。眞喜志さんにとって現役最後となった昨年11月の大会でチームは4位となり、県外派遣まであと一歩だった。ゴール後、眞喜志さんは後輩に「3年生になったら県代表になれるチームだ。頑張ってほしい」と、思いのたすきをつないだ。
 眞喜志さんのほかに1年生4人が一緒に走った。ゴール後は眞喜志さんに「背中を追いかけたけど、ついて行けなかった」などと語りかけ、先輩の力走をたたえた。眞喜志さんは1年生に「自分の代ではかなえられなかった県外派遣を勝ち取ってほしい」と期待した。 (名嘉一心)