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沖縄市民家火災、住民男を逮捕


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 沖縄署は21日、沖縄市の自宅にライターで火を付け、3階部分を全焼させたとして、現住建造物等放火容疑で、この家に住む無職の男(28)を逮捕した。「間違いない」と容疑を認めているという。
 沖縄署によると、建物はコンクリート造りの3階建てで1階は店舗が入居し、2階と3階が住宅になっている。3階は男の自宅で家族と同居していた。出火当時は1人だったとみられる。男は煙を吸うなどし、本島中部の病院に搬送された。命に別条はないという。署は火災の経緯などを詳しく調べている。
 住民の60代男性は「ずっと住んできた家が一瞬にして燃えてしまい、言葉が出ない」と話し、肩を落とした。