法政大の坂本旬教授(メディア情報教育学)の話 インターネットの検索履歴を、個人が特定できる形で他人が閲覧するのは、プライバシー侵害の恐れがある。それは児童生徒の学習用端末であっても変わらない。いじめやトラブルの解決に有効との見方があるが、事実上の監視で情報を得たことが伝われば、子どもの信頼は失われて逆効果なのではないか。デジタル環境での子どもの権利を重視する国際的な潮流にも反しており、法規制を含めた対応が必要だ。
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法規制など対応必要
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琉球新報朝刊
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