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米艦寄港「中止を」 石垣 市民団体が声明


米艦寄港「中止を」 石垣 市民団体が声明 声明を発表する市民団体のメンバー=6日、石垣市
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 【石垣】米海軍のミサイル駆逐艦「ラファエル・ペラルタ」(9580トン)が11~14日にかけて石垣港への寄港を計画していることを受け、石垣市内の二つの市民団体は6日、市内で会見し、寄港中止を求める声明を発表した。駆逐艦が沖合に停泊し、乗員は小型船に乗り換えて上陸する可能性があることも踏まえ「いかなる寄港も中止すること」を求めた。声明は市担当者に手渡し、在沖米総領事館などに郵送した。
 声明を発表したのは「石垣島の平和と自然を守る市民連絡会」と「平和憲法を守る八重山連絡協議会」。市が1999年に掲げた「平和港湾宣言」に基づき、「緊急時以外の軍事使用は断るべき」と訴えた。(照屋大哲)