国際女性デーの8日、県女性団体連絡協議会(伊良波純子会長)は那覇市の県男女共同参画センターてぃるるで集会を開いた。約40人が参加し、「男女がともに社会参加できる平等な環境を目指し、連帯してがんばろう」とするアピール文を採択した。
国際女性デー沖縄県集会は1978年に始まり、今年で45回目。アピール文では「高齢化社会や貧困、DVなど、そのしわ寄せの多くは女性たちにおよび、女性と子どもの人権を守り、すべての人が平和で安心して暮らせる社会にはほど遠い状況」という現状認識を示した。
集会では、国会や県議会の女性議員増を早期に進めるためのクオータ制の導入や、女性副知事の早期実現、教職員の職場環境改善などの要請決議13件を採択した。
記念講演では、うるま市石川の自衛隊訓練場設置計画の断念を求める会準備会の伊波洋正事務局長が「要塞(ようさい)化する沖縄」をテーマに講演。参加者も質疑で「戦争に結びつくものはみんなで阻止しないといけない。一緒になって取り組んでいきましょう」と連帯を呼びかけた。 (南彰)
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「男女平等な環境へ連帯を」 県女団協が県集会 女性議員増など採択
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琉球新報朝刊
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