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「欠陥機は退役を」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 普天間飛行場移設に伴う新基地建設が進む名護市辺野古・豊原・久志の「久辺3区」。沖縄防衛局の職員が14日、豊原区公民館を訪れ、3区長らにオスプレイ飛行再開について説明した。辺野古区の島袋茂区長によると同局職員は「(14日は)訓練ではなく飛行の調整をした」などと説明したという。島袋区長は「飛行はきちんと原因究明した後にしてほしい」と抗議したという。
 米軍の着陸帯が点在する宜野座村の城原区。大嶺盛光区長は「民間地に近い所で飛んでほしくない。米軍にも日本政府にも着陸帯の撤去を考えてほしい」と述べた。
 米軍機が日常的に飛び交う浦添市西原で渡久山朝一さん(75)は「欠陥機はそのまま退役させるべきだ」と語った。石垣市の上原正光さん(71)は「ワジワジする。他国を挑発する米国に日本は乗っかっている」と憤った。
(増田健太、吉田健一、渡真利優人、照屋大哲)