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琉球芸能でマウイ島支援 奉納団48人 ハワイへ出発


琉球芸能でマウイ島支援 奉納団48人 ハワイへ出発 マウイ島でのチャリティー公演に向け結団式を開いた琉球芸能奉納団の一行=5日、羽田空港第3ターミナル
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 【東京】昨年8月に発生した米ハワイ州マウイ島での山火事被害の復興支援などを目的とした琉球芸能奉納団(団長・普久原均琉球新報社長)が5日夕、出発を前に羽田空港第3ターミナルで結団式を開いた。玉城流翔節会の玉城節子家元が「頑張ろう」と呼びかけると、48人の参加者が成功に向けて呼応し気合を入れた。
 芸能奉納団は現地時間7日にオアフ島の県人会館でチャリティー公演を開催する。羽田空港から合流した人間国宝の志田房子さんは「舞台人として待っている人がいるということほど素晴らしいことはない」と話した。
 普久原団長は「少しでもマウイ島山火事被害の復興の手助けになれば、との思いを皆さんと伝えていきたい」とあいさつした。 (斎藤学)