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電車にはねられ女児死亡


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 6日午前8時50分ごろ、群馬県高崎市吉井町小暮の上信電鉄の踏切で、近くに住む小学4年の女児が下仁田発高崎行きの普通電車にはねられ死亡した。高崎署が電車の運転士から話を聞くなどして事故の状況を調べている。
 現場の踏切には遮断機や警報機がなかった。署によると、女児は渋沢姫星愛さん(9)。事故当時は犬を連れていた。上信電鉄によると、運転士は「犬を追いかけるようにして女児が踏切に入ってきた」と説明している。運輸安全委員会は、鉄道事故調査官2人を現地に派遣することを決めた。電車の乗客約50人にけがはなかった。上信電鉄は事故の影響で約2時間全線で運転を見合わせた。