与那国新港整備　「住民説明会を」　比川公民館、町に要望

　【与那国】与那国町が国に整備を求めている比川地区の新港湾について、比川自治公民館の崎枝和成館長は８日、町役場に糸数健一町長を訪ね、住民への説明を求める要望書を手渡した。同公民館の定期総会がある２８日までに開催するよう求めた。糸数町長は町の要請に対する国からの回答があれば、自ら住民に説明するとの考えを示したという。
　比川自治公民館は３月２０日の臨時総会で、新港誘致について町に説明を求める決議を採択していた。
　新港は、自衛隊や海上保安庁の利用円滑化を前提に、政府が特定の空港や港湾を優先的に整備する「特定利用空港・港湾」の候補地となっている。　
　　（照屋大哲）