体験乗船 笑顔あふれ 那覇ハーリー2日目 かいをこぎ、港内一周 沖縄


体験乗船 笑顔あふれ 那覇ハーリー2日目 かいをこぎ、港内一周 沖縄 ハーリーの体験乗船で、鉦の音にあわせてかいをこぐ参加者ら=4日、那覇市の那覇港新港ふ頭
この記事を書いた人 Avatar photo 狩俣 悠喜

 第50回那覇ハーリー(同実行委員会主催)は2日目となる4日、那覇市の那覇港新港ふ頭ではハーリーの体験乗船や音楽ライブなどが開かれ、多くの人でにぎわった。屋台や遊具などが立ち並び、子どもたちの歓声が響いた。夜は花火の打ち上げも行われ、来場者らを楽しませた。

 体験乗船では強い日差しの下、家族連れや観光客らが参加した。ライフジャケットを着て、ハーリーに乗り、かいのこぎ方やハーリーの歴史などの説明を受けた。参加者らは鉦(かね)の音に合わせて、かいをこぎ、港内を一周した。午前中は約450人が参加した。

 那覇市内から家族と一緒に参加した子ども2人は「水がかかってびっくりしたけど、楽しかった」「かいがちょっと重かったけどこげた」とうれしそうな表情を見せた。

 第11管区海上保安本部那覇海上保安部は巡視船の一般公開を行った。約900人が訪れ、ヘリやその格納庫などを見学した。

 最終日の5日は午後4時45分から御願バーリー、午後5時10分から本バーリーがある。花火は、午後8時から8時15分まで行われる。
(狩俣悠喜)