能登半島地震による大規模火災で開けなくなっている輪島朝市(石川県輪島市)が4日、再建を目指し、金沢市金石(かないわ)地区で2回目の出張開催をした。県内外から約9500人が訪れ、会場は活気にあふれた。5日は珠洲(すず)市で震度6強を観測した地震から1年。能登地方は長期にわたって地震に見舞われ、苦境が続く。
出張朝市は午前のみの開催で、輪島市朝市組合の組合員らを中心に約40店が参加。前回と同様に海産物や能登の工芸品などが販売された。
避難先の金沢から4月に輪島に戻り、海産物店の再開を目指す今門幸子さん(58)は地震前に作った魚のぬか漬けなどを並べ「こうしてお客さんに商品を説明しながら話せるのが楽しい」と喜んだ。
有料
出張輪島朝市 活気にあふれ 金沢で2回目
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琉球新報朝刊
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