那覇空港で陸自幹部、手荷物内に小銃の空包か 火薬入りの可能性、保安検査場で 沖縄 


那覇空港で陸自幹部、手荷物内に小銃の空包か 火薬入りの可能性、保安検査場で 沖縄 
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 那覇空港の保安検査場で18日、陸上自衛隊那覇駐屯地の第15旅団に所属する男性幹部自衛官が、小銃の空包とみられる物1発を手荷物に所持していたことが関係者への取材で分かった。自衛官は身柄を拘束されておらず、豊見城署や陸自の警務隊が自衛官に経緯を聴取するなどして調べを進めている。

 関係者によると、自衛官は訓練参加のために県外に移動するところだった。自衛官が所持していた空包とみられる物には火薬が入っていたとみられる。関係機関が連携し、空包とみられる物を鑑定し、特定を進める方針。

 那覇空港の保安検査場では先月にも拳銃の実弾を所持していたとして米空軍兵が銃刀法違反容疑で逮捕されている。