有料

沖縄代表・島袋さん 「美しく輝く」宣言 全国総文祭 岐阜で開幕


沖縄代表・島袋さん 「美しく輝く」宣言 全国総文祭 岐阜で開幕 沖縄県代表として総合開会式に参加し、大会の意気込みを語る南部工業高校3年の島袋航さん=31日午後、岐阜市の長良川国際会議場
この記事を書いた人 Avatar photo 高橋 夏帆

 【岐阜で高橋夏帆】第48回全国高校総合文化祭の総合開会式が31日、岐阜市の長良川国際会議場で開かれ、高校生による6日間の芸術文化の祭典が幕を開けた。

 開会式で47都道府県の代表が1人ずつ決意表明し、沖縄県代表の南部工業3年の島袋(しまぶく)航さん(18)=美術・工芸部門=は「美ら海のように美しく輝きます」と宣言した。

 開会式は3部構成。島袋さんは、式後「頭が真っ白になるほど緊張したが、いよいよ始まると感じた」と笑顔を見せた。

 美術・工芸部門では曲げた薄い木材を重ねて作った高さ約2メートルのランプシェード「生命」を展示した。「(見る人に)どのように感じてもらえるかが楽しみ」と語った。

 全国高文祭に沖縄からは15部門に252人が参加する。初日は美術・工芸部門、写真部門、書道部門、文芸部門の作品展示も始まった。

 8月1日は、将棋部門の予選、小倉百人一首かるた部門の予選リーグ、弁論部門の発表に県勢が出場する。