日本バレエ協会沖縄支部はこのほど、新支部長に伊野波留利さんを選出した。支部長を8期16年務めた長崎佐世さんは相談役に就いた。伊野波支部長ら新役員が25日、琉球新報社を訪れ、抱負を語った。
新役員体制は6月30日に決まった。副支部長に島袋稚子さん、会計に緑間貴子さん、運営委員に喜久村明里さんと渡久地円香さんが就いた。
同支部は2025年度のバレエコンクールを4月26、27の両日に開催する予定。27年1月で支部設立から45周年を迎えることに伴う記念公演の準備にも取り組む。
伊野波支部長は「先生方の教えを少しずつでも伝えていきたい。沖縄から発信するバレエができたらと思う」と抱負を語った。相談役に就任した長崎さんは「若いメンバーで新たに取り組んでほしい」と期待し、支えていく思いを語った。