8月にオーストラリアで米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが墜落し、3人が死亡した事故を巡り、「第3次普天間米軍基地から爆音をなくす訴訟団」と「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」は14日、オスプレイの飛行停止と配備撤回を求める要請書を外務省沖縄事務所に提出した。
同訴訟団の新垣清涼団長は、相次ぐ事故と住宅地を低空で飛行する様子に触れ「不安を感じる子どもたちもいる。実態を重く受け止めてほしい」と訴えた。
外務省の宮川学沖縄担当大使は「米側に安全面の確保を最大限求める」と述べた。
要請文は沖縄防衛局の伊藤晋哉局長にも提出した。
(渡真利優人)