立憲民主、衆院沖縄4区で金城徹氏を公認へ きょうにも決定


立憲民主、衆院沖縄4区で金城徹氏を公認へ きょうにも決定 金城徹氏
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 次期衆院選に向け、立憲民主党(泉健太代表)が元那覇市議会議長でオール沖縄会議共同代表の金城徹氏(70)を沖縄4区の公認候補として擁立する方針を固めたことが26日、分かった。関係者によると党本部の常任幹事会で諮り、早ければ27日にも正式に発表する。立民は2021年の前回衆院選も金城氏を公認候補として擁立した。

 党本部は知名度や前回選挙の惜敗率の高さなどを念頭に前回選挙後から一貫して金城氏公認を既定路線としてきた。一方で県連の一部で金城氏の年齢や党勢拡大に向けた貢献度への疑問などを理由に別の候補を模索する動きが出るなど、党本部と県連の意見の相違があり、4区の公認を決められなかった。

 玉城デニー県政を支える「オール沖縄」勢力の与党県議らは25日の候補者選考会準備会で4区候補者一本化に向けて議論を進めることを立民所属県議も同席の上で確認した。金城氏の他にれいわ新選組公認の山川仁氏(49)と、市町村議員から出馬要請を受けた社大党副委員長の比嘉京子県議(73)の名前も挙がっている。

 (佐野真慈)