立憲民主、金城徹氏の衆院4区擁立を発表 元那覇市議会議長 「オール沖縄」が競合、統一候補の選考が焦点に


立憲民主、金城徹氏の衆院4区擁立を発表 元那覇市議会議長 「オール沖縄」が競合、統一候補の選考が焦点に 金城徹氏
この記事を書いた人 琉球新報社

 次期衆院選に向け、立憲民主党は27日、元那覇市議会議長でオール沖縄会議共同代表の金城徹氏(70)を沖縄4区の公認候補として擁立すると発表した。金城氏は、玉城デニー知事を支える「オール沖縄」勢力の与党県議らが4区候補者選考会を開催する動きがあることを触れ「公認に選ばれてうれしい。これから開催される選考委の議論を注視したい」と述べた。

 金城氏は1953年9月19日生まれ、那覇市出身。92年から那覇市議を通算6期務めた。翁長雄志氏の知事選擁立時に中心的役割を担い、辺野古新基地に反対する「オール沖縄会議」の共同代表を務めるほか、過去には保守中道の市町村議員らでつくる「にぬふぁぶし」の共同代表も務めた。

 オール沖縄の与党県議らは4区候補者選考会発足に向け、準備を進める。金城氏のほかに、れいわ新選組公認の山川仁氏(49)と、市町村議員から出馬要請を受けた社大党副委員長の比嘉京子県議(73)の名前も挙がっている。

 (梅田正覚)

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