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沖縄人口 2年連続減 23年10月時点、146万7963人


沖縄人口 2年連続減 23年10月時点、146万7963人
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 総務省は12日、2023年10月1日時点の人口推計を発表した。都道府県別で、沖縄は22年同日から355人減少の146万7963人だった。1972年の日本復帰後初の人口減となった22年から、2年連続で減少した。人口減少率は22年時点で0・01%だったのに対し、23年は0・02%で、過去最大となった。

 自然増減率は22年がマイナス0・05%だったのに対し、23年は同0・14%だった。社会増減率は22年の0・04%に対し、23年は0・12%だった。

 15歳未満の人口の割合は16・1%で全国で最も高かった。一方、対前年増減率はマイナス1・6%で、22年の同1・0%から0・6ポイント拡大した。75歳以上の割合は11・3%で全国で最も低かった。

 15歳未満人口が75歳以上人口の割合を上回っているのは、沖縄のみだった。男女別の人口は、男性が72万2694人、女性が74万5269人だった。

 (石井恵理菜)