【中城】任期満了に伴う16年ぶりの中城村長選挙が16日投開票され、無所属新人で前村議の比嘉麻乃氏(50)が5199票を獲得し、無所属新人で前村議の比嘉護氏(64)を552票差で破り、初当選した。中城村初の女性村長。県内市町村の女性首長としては3人目で村長は初。比嘉麻乃氏は「初の女性村長として、バトンを受け取ることができた。村民の目線で新しい風を吹かせたい」と抱負を語った。
投票率は58・68%で前回選挙が行われた2008年の72・81%に比べて、14・13ポイント下回った。当日有権者数は1万6957人(男性8355人、女性8602人)。投票総数は9951票で、有効投票数は9846票、無効は104票。(按分票は小数点以下切り捨て)
比嘉 麻乃氏(ひが・あさの) 1974年5月22日生まれ。那覇市久茂地出身。中城村南上原在住。コザ高卒。琉球バス交通を経て2016年から村議を3期務めた。
▽中城村長選挙開票結果(選管最終)
当 5199票 比嘉麻乃 無・新
4647票 比嘉 護 無・新