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OIST連携 推進議連発足 16市町村の議員ら


OIST連携 推進議連発足 16市町村の議員ら OISTと市町村の連携を目指し、議連を発足させた市町村議員ら=30日、那覇市松山の沖縄セルラー本社
この記事を書いた人 Avatar photo 嘉陽 拓也

 沖縄科学技術大学院大学(OIST)と自治体の連携を深めることを目的とした超党派の「OIST推進議員連盟」の設立総会が30日、那覇市の沖縄セルラー本社で開かれた。会長には名護市議の嘉数剛氏が就任した。

 県内16の市町村議会の議員24人で構成。今後、全市町村の議員に参加を呼びかけていく。

 議会活動や意見交換会などを通してOISTと行政を結び、科学技術を生かした地域課題の解決や人材育成につなげることを確認した。

 嘉数会長によると、設立の背景には、OISTと産官学の事業を展開できる可能性があるものの、行政側の窓口が十分に整備されていないことがある。OIST側も研究実績のさらなる地域活用を模索していた。嘉数会長は「各議員で地域や行政に活動を浸透させていきたい」と語った。

 OISTの加藤重治事務局長兼副理事長は「議連と協力して地域に貢献したい」と語った。

 (嘉陽拓也)