琉球新報社 
「泡瀬一文字でアーガイ、マクブ、ガチュン、イラブチャーなど釣果上昇中！」
暑いので釣った魚をクーラーボックスに入れる時以外は、ビーチパラソルから外に出なかったと言う仲地勇人さんと底原さん。１７日にアーガイやマクブなど数釣りした。
遠投する釣り人が多いが、魚の通る壁際を道糸２・５号、ハリス１・５号、棚は１・５～２ヒロをフカセ釣りで餌はヤドカリと生きエビを使用しての釣果。この日は午前と午後に１時間ずつ食いが集中した。
ほかは２５センチ前後のガチュンを数釣りしていた人や４０センチ級カーエーを２枚釣った人など、タマン狙いは不発のようだったが、５０センチ前後のミーバイや１メートルのカライワシなどが釣れていた。１７日には中堤３番水路狙いで３０センチ前後のアーガイを２１匹釣った人もいた。（熱田つりぐ）
「多彩に攻めよう盛夏の釣り。タマン狙いはヤマトビも、カゴ釣りはサヨリ仕掛けも持参する」
産卵を終わった大型タマンの一部は沖に落ち、入れ替わって３０センチオーバーのクチナジや中型のタマンがガンガンに釣れだしてきた。小さくてもタマンはヤマトビとは違い力は強く、サオを大きく曲げたまま元に戻らないのでサオ先の鈴が鳴らない。
本部海岸にスクが入った１７日夜、超Ａ級岩場のタマンのポイントへ行ったが、ハブが怖いので岩の上には登らず下のビーチからサオを出した。ポイントまで７０メートルほど届かないのでマキエで魚を寄せようと“ヒットマン”を８個と奮発した。
満潮は半月が顔を見せた２３時半ごろ、ヒットしたのは２０時３０分、２３時～２３時２０分、零時３０分、１時５０分でいずれも３５センチ前後のクチナジ３匹に中型タマン２匹だった。クブシミが餌の大型タマンザオ２本にはアタリがなく、５号ハリスに６号チヌバリ、サンマの切り身の餌で中通し打ち込み仕掛けのサオ１本にアタリが集中した。
「まだまだ穴場がいっぱい！本部半島のタマン、カーエー」
釣りクラブ“プラス１”の園田由紀夫さんは１６日、カーエー釣りのポイントで打ち込み仕掛けで６３・５センチのタマンを釣った。胃の中も口の周りもウニのトゲがいっぱい付いていた。（マンモス泡瀬）
◎夏はカーエー、冬はフカセ釣りをする宮里朝春さんは１６日、安田漁港で４７センチのカーエーを道糸、ハリス６号、ネリエを使った夜釣りで釣った。（シーランド名護）
◎お父さんと運天港で夜釣り。チヌ３０・５センチ、コチ３６・５センチ、１２０グラムのイカを釣った子供たち。１５日、大宮幼稚園の山城たけと君としょうた君の釣果。（シーランド名護）
◎中城湾港水路で中学生が中型チヌ。１６日夕方、北中城中学校の崎原しょうた君はウキ釣りで３０センチのチヌを釣った。（マンモス泡瀬）
「前週のカーエーゲットポイント」
名護市民会館裏で４０センチ、本部山川では小型の数釣り、古宇利漁港の夜釣り、三重城港、伊江島では４０センチ、４２・８センチ、牧港でも４０センチ、宜野湾マリーナは４４センチと４５センチ、与根でも４５センチが釣れている。
《トピック》
◎西洲や波の上海岸などで１００グラム級の小型イカが釣れだす。
◎とっておき、初公表！車横付け本部のミニタマンポイント。部間崎を通り過ぎ本部砕石港手前の新しい橋を渡ってすぐ左側のＰの下（イラスト参照）。
◎その他、今週末はスクが入るかも？ タマン狙いは前週とは違って朝の潮狙い。熱中症に注意、昼釣りでは飲み水１人４リットルは必要。
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フィッシング沖縄社 城一人 ０９８（９３３）２０７３ メールfishing@ii-okinawa.ne.jp
【写真説明】上から
（１）泡瀬一文字の釣果
（２）カーエーのポイントでタマンを釣った園田さん
（３）安田漁港の夜釣りでカーエーを釣った宮里さん
（４）お父さんと運天港で夜釣りをした山城君兄弟
（５）中城湾港水路でチヌを釣った崎原君
（６）ミニタマンポイント
