【中国時報】MRT・バス共通カードで タクシー乗車もOK


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 MRTとバスの共通プリペイドカード「悠遊カード」で乗れるタクシーが16日、台北市で始動した。「台北大車隊」所属の300台で、フロントガラスに、カードのマークが表示される。月末まではカード使用で、10元(約35円)の割り引きキャンペーンも行う。カードでの支払いは、下車する際に運転手にカードを渡し、運転手が支払機に金額を打ち込むというシステム。カードの残高が不足した場合は、現金で不足分を補うこともできる。運転手が金額を打ち込み間違えた際も、その場で現金で差額を返還する。
 現在発行されている「悠遊カード」は、520万枚で、世界第6位の発行量。台北市の交通局関係者は、「市が行った市政満足度調査でも、カードの利便性の高さが特に高く評価されている。今回の措置で、今後利用者は更に増えるだろう」と新サービスに自信を示している。