【中国時報】大陸出身留学生に台湾尊重を指導 教育部が注意通達


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 教育部(文科省)は12日、全国大学学長会議を招集し、中国からの留学生に対する教育上の注意事項を通達した。卒業証書の「中華民国」等の文字の削除禁止など、通達事項に違反した場合は、けん責処分のほか、中国人留学生の割り当て枠を削減するなどの処分を行う。

 中国人留学生に対しては、台湾の内情を尊重し、故蒋介石総統などの遺影に敬意を示すよう、学校側に指導を要請。中国人留学生が高い興味を示している選挙活動への参加など、政治活動への参加は控えるよう指導することも求めている。
 卒業証書から「中華民国」などの文言を削除することは、国の尊厳を傷つけるものとして禁止。中台相互の学歴承認は合意事項であり、現行の文言でも問題は起こらないとしている。