海外・国内の県系人が結集する5年に1度の祭典、第5回世界のウチナーンチュ大会(県など同実行委員会主催)は16日夜、沖縄セルラースタジアム那覇で、県系人・県民合わせて約3万1千人が参加し、盛大に閉会式・グランドフィナーレが催された。
琉球の歴史を再現させた劇、沖縄の歌や踊りを次々に展開。最後は参加者全員が入り交じってカチャーシーを踊り、熱気が冷め止まぬ中、4日間の日程に幕を下ろした。大会閉幕後も、抱き合う人、思いがあふれ涙する人の姿が多く見られ、感動の渦に包まれた。海外国内の県系人と県民との新たな絆が生まれ深まり、ウチナーンチュとしての「誇り」を共感、今後のさらなる交流や再会を誓い合った。【琉球新報電子版】