仕事の魅力知って 「Jobチャンネル」学生に3社プレゼン


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県内で活躍する企業に勤める社員と交流する学生ら=13日、那覇市の県立博物館・美術館

 本格的な就職活動を前に学生に各業界の理解を深めてもらおうと、「Jobチャンネル」(県キャリアセンター主催)が13日、那覇市の県立博物館・美術館で開催され、学生ら52人が参加した。催しには県内の各業界から3企業が参加。それぞれの業界についてプレゼンテーションした。その後の質疑応答では、学生から「なぜ就職先にこの企業を選んだのか」「それぞれの業界で求められる資格は何か」などの質問が相次いだ。

 参加したのは飲食業界から碧(へき)、IT業界からクオリサイトテクノロジーズ、小売業界から沖縄ファミリーマートの3社の社員。それぞれが各業界の動向や仕事のやりがいについて紹介した。
 飲食業界について説明した碧(へき)の採用担当・平川なぎささんは「どのような空間で誰のために何を提供するのかを考えるのが大切だ」と強調。クオリサイトテクノロジーズの管理部主任・池原伸さんは自身の就職活動を振り返りながら「やりたいことが見つからないと焦ることはない。就職してしまえばどんな仕事でも楽しい」とアドバイスした。さらに沖縄ファミリーマートの社員研修課長の棚原洋さんは「(入社後は)会社の財産、『人財』となってほしい」とエールを送った。
 「就職活動を始めないといけないが、何をすべきか分からないので参加した」という島袋由美さん(21)=沖国大3年=は「各業界のさまざまなことが分かったので参加して良かった」と笑顔を見せた。