<夢空間へようこそ・木下大サーカス沖縄公演>12/ダブル空中ブランコ


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信頼関係が鍵のサーカスの花形、空中ブランコ=10月、埼玉県川口市(桑原晶子撮影)

13メートル上空の信頼関係

 木下大サーカスの最後の演目は「ダブル空中ブランコショー」。ブランコからブランコに飛び移る「フライヤー」、フライヤーを捕まえる「キャッチャー」が華麗な飛行を繰り広げる。

10人いるフライヤーは、それぞれ飛び方も違い、高さ13メートルの二つの台から競い合うように技を繰り出す。張られた紙を突き破る「紙破り飛行」や「目隠し飛行」も。キャッチャーはフライヤーのくせを把握し確実に捕まえ、また返す。フライヤーの1人、木下英樹さん(33)は「声を掛けたりして、タイミングを計る。フライヤーとキャッチャーの信頼関係があってできること」と説明する。(おわり)
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 「木下大サーカス沖縄公演」は12月1日(土)~2月3日(日)。問い合わせは琉球新報社事業局内・木下大サーカス事務局(電話)098(869)5311。