平和の火 鮮やかに エコキャンドル


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完成したエコキャンドルに火をともす参加者=15日、糸満市の平和祈念公園

 【糸満】「平和の光を灯そうエコキャンドルつくり体験」(沖縄南部広域観光協会主催)が15日、糸満市の平和祈念公園で行われた。市内の家族などが参加し、世界で一つのキャンドル作りを楽しんだ。

 結婚式で使用された後のろうそくを提供してもらい、空き缶、ペットボトルとともに再利用した。溶かしたろうそくを空き缶に流し込み、風よけとして空き缶を入れるペットボトルには平和へのメッセージやイラストを描き込んだ。メッセージには「PEACE」や「世界がいつまでも平和でありますように」などと書かれていた。
 完成したキャンドルに火をともすと、鮮やかな色の付いたペットボトルが輝き、参加者から「きれい」などの歓声が上がった。
 母親と参加した湧稲国世凪(せな)君(兼城小4年)は「初めて作ったけど楽しかった。火が付いたろうそくはきれいだった」と話した。妹の亜美ちゃん(同小1年)はメッセージについて「『お兄ちゃんとけんかしないように』って書いた」と笑顔を見せた。
 エコキャンドル作りは23、24、30、31日にも行われる。申し込みなどはNPO法人自然体験学校(電話)080(4500)0170。