産地のパイン缶発売 甘い夏実、1個300円


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
東村のオリジナルパイン缶詰「サンライズ・スイート」=18日、東村役場

 【東】東村ふるさと振興株式会社は、このほどやんばる産パイナップルを原料としたオリジナルの缶詰「サンライズ・スイート」の販売を開始した。

18日、東村役場で会見があり、伊集盛久村長らがPRした。一缶税込み300円。今年は700個製造し、同村の道の駅「サンライズひがし」で限定発売する。村関係者は「おみやげにぴったり」と太鼓判を押している。
 「日本一のパイン村」を掲げる同村は、生食のパインの出荷時期を終えた10月以降もおいしいパインを味わってもらおうと、缶詰を開発した。
 「サンライズ―」は甘い夏実が詰め込まれており、シロップの糖度が低めでパイン本来の味が楽しめる。缶詰は5号缶(内容総量310グラム)で、食べきりサイズとなっている。来年以降は増産を見込む。
 伊集村長は「缶詰ができたことでさらにパインのPR、農家の生産意欲向上につながる。東村に缶詰を買いに来てもらいたい」と呼び掛けた。