九州一の栄誉 永遠に 少年野球オリオンズ、新川小に記念碑設置


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優勝記念碑の設置を喜ぶ少年オリオンズの児童ら=15日、石垣市の新川小

 【石垣】8月に宮崎県で行われた第25回ベースボールマガジン杯九州学童軟式野球大会で優勝した少年オリオンズの優勝記念碑除幕式が15日、石垣市立新川小学校(石垣安志校長)で行われた。

 少年オリオンズは新川小の児童で編成する少年野球チーム。15年前にも九州大会を制している。
 記念碑は正門から敷地内に入った目立つ場所に設置。設置費用は父母会(大城章弘会長)や新川小の校長、教頭が負担した。優勝チームの選手名も刻印されており、児童はクラッカーを鳴らすなどして設置を喜んだ。
 父母会の大城会長は「学校や地域、野球連盟の関係者の協力で九州制覇のモニュメントを残すことができた。後輩の励みになってほしい」と設置を喜んだ。
 石垣校長は「少年オリオンズの活躍は永遠に残ることになった。ほかのスポーツをしている新小っ子の励みにもなる」と話した。
 大城智弘主将(6年)は「次の県大会も優勝して有終の美を飾りたい」と決意を述べ、設置に感謝した。