新年へ電飾文字 地滑り復旧の中城村北上原


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
中城村北上原の県道35号沿いにともった「光」の文字=26日午後、同村安里の吉の浦会館から望む

 【中城】2006年に地滑り事故で決壊し、その後復旧した中城村北上原の県道35号沿いの斜面に26日、巨大な「光」の文字がともった。1月4日まで、午後6時~午前0時までともされる。

 同日、同村の吉の浦会館に村や村商工会、村電業会の関係者が集まり、カウントダウンに合わせ点灯した。電飾文字は浜田京介村長が就任した2008年から続いており、同村の年末恒例イベントとなっている。「光」の文字は縦、横ともに約38メートル。40ワットの白熱灯160個を使用している。
 浜田村長は「念願の図書館建設も決まった。光り輝く中城の、より良い発展を願ってことしは『光』にした」とあいさつ。村電業会の比嘉務会長は「来年どういう文字にするか、楽しみにしながら協力していきたい」と語った。