豪剣荒富士に初栄冠 新春石川闘牛


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激しい戦いを見せるシーの一番戦の豪剣荒富士(左)と金功重機花形=2日、うるま市石川多目的ドーム

 【うるま】新春石川大闘牛大会(石川闘牛組合主催、琉球新報社共催)が2日、うるま市石川多目的ドームで行われた。
 2連勝同士の若手ホープ牛として注目を集めたシーの一番戦は、接戦の末、豪剣荒富士が金功重機花形に腹取りを決め、初優勝した。

 両牛の対戦は、1トンを超す巨体が激しくぶつかり合う迫力ある戦いとなったが、最後は、豪剣荒富士の掛け技からの腹取りで金功重機花形を寄り切った。
 シーの二番戦は、強烈な腹取り速攻で定評のあるajが、強豪牛の荒龍竹ヌ又を破った。シーの七番戦では、若手新鋭牛・川風三銃士が雷神勇志パンダを14分余で退ける活躍が光った。
【優勝】豪剣荒富士
【殊勲賞】aj
【技能賞】隆羽白鵬
【敢闘賞】川風三銃士
 左が勝ち牛。
豪剣荒富士(3分35秒)金功重機花形
aj(0・40)荒龍竹ヌ又
戦闘大主(2・56)琉球美宝
荒岩台風(0・42)花夢美神
隆羽白鵬(6・30)れもん壱瑠
松田竜神(0・23)神鷲号
川風三銃士(14・43)雷神勇志パンダ
魁闘勇士三代目(1・44)雷神寅次郎
飛龍(2・05)長堂畜産次男坊
幸みゆき仁風(0・20)蹴球小僧