琉球新報社 
【今帰仁】２０１３年のスタートを切って、新春北部闘牛大会（北部闘牛組合主催、琉球新報社共催）が１日、今帰仁村営闘牛場で開催された。当日は絶好の観戦日和となり、県内各地から大勢の闘牛ファンが詰め掛け、にぎわった。
注目を集めたシーの一番戦は、北部組合を代表する実力ナンバーワン牛・トラムクーパンダが、挑戦牛・与那嶺花形篤希号を接戦の末に破り、前年に続き２度目の優勝を飾った。
両牛とも序盤から激しくぶつかり合う腹取りの応酬となったが、体力で勝るトラムクーパンダが９分余で勝負を制した。
シーの二番戦は、３連勝無敗の荒技牛・浜川闘神王が巨漢の竜輝若鷹丸に勝ち、４連勝を飾った。シーの三戦番の来希赤パンダ対屋部笑軍は、３２分を超す大激戦を来希赤パンダが制し、観衆から拍手喝采を浴びた。
【優勝】トラムクーパンダ
【敢闘賞】来希赤パンダ
【殊勲賞】キングゴジラ
【技能賞】該当なし
左が勝ち牛。
トラムクーパンダ（９分１秒）与那嶺花形篤希号
浜川闘神王（２・０１）竜輝若鷹丸
来希赤パンダ（３２・５０）屋部笑軍
かめくらパンダ（１０・２６）カリー亭１０４号
大和産業若力（６・１６）健堅タッチュー
海斗力パンダ（２９・０２）南乃大福
キングゴジラ（１１・５０）あみひろ号
飛龍王パンダ（１１・１６）与那国天龍
八重山サンサナー（１・４０）光龍パンダ
琉仁ばくだん（４・００）山川農園
