プロ野球の春季キャンプが1日、沖縄、宮崎両県で一斉に始まった。3月には、日本の3連覇が懸かるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開催されることもあり、例年以上に熱気あふれるスタートとなった。
注目ルーキーでは、1軍に抜てきされた阪神の藤浪晋太郎投手(大阪桐蔭高)と、2軍スタートとなった日本ハムの大谷翔平投手(岩手・花巻東高)が笑顔でプロとしての第一歩を踏み出した。WBC日本代表候補では、楽天の田中将大投手らがブルペンで投球練習を行うなど初日から精力的に動いた。
県内では8球団が始動。県勢選手では、ロッテ(石垣市)のルーキー川満寛弥投手をはじめ伊志嶺翔大外野手、大嶺祐太投手、ヤクルト(浦添市)の比屋根渉外野手、楽天(久米島)の伊志嶺忠捕手、日ハム(名護市)の糸数敬作投手、オリックスの比嘉幹貴投手が1軍キャンプでスタートした。