大山自慢ほっこり 田芋クラブ結成


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「田芋好きな人なら誰でも大歓迎」と話す大山田芋ファンクラブのメンバーら=9日、宜野湾市の「ぎのわんゆいマルシェ」

 【宜野湾】宜野湾市大山のターンム(田芋)を多くの人に知ってもらおうと6日、有志の市民らによる「大山田芋ファンクラブ」が結成された。

語呂合わせで2月6日を「ターンムの日」と決めて、今後は田芋畑の案内ツアーや毎月26日ごとの催しも考えている。活動を通して、田芋の魅力を掘り起こす。
 活動の第1弾として、農産物や海産物を販売している「ぎのわんゆいマルシェ」(同市大山)で9、10の両日に開催された収穫祭に参加。大山で採れた田芋を使ったパンやスイーツを販売した。収穫祭では田芋の茎を使った「ムジ汁」も無料で振る舞われ、多くの人が列をつくった。
 ファンクラブの会員メンバーは、田芋農家や田芋の加工品を扱う店舗関係者をはじめ、市内を中心に増えつつあるという。
 市宜野湾の仲村直子さん(33)は、子どもと大山の田芋畑を散歩したことがきっかけで、その魅力に気付いた一人。「多くの人に足を運んでもらい、良さを感じてもらいたい」と語った。
 ファンクラブへの問い合わせはooyamataimo@gmail.com ブログでも情報発信している。URLはhttp://otfc.ti-da.net/
(当山幸都)

英文へ→Oyama residents set up Taimo fan club