白保台一氏が死去 元衆院議員、沖縄振興に尽力


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白保台一氏

 沖縄開発総括政務次官として沖縄振興に尽力した、元衆議院議員で県立博物館・美術館長の白保台一(たいいち)氏が18日午後7時20分、療養していた宜野湾市の国立病院機構沖縄病院で肺炎のため死去した。70歳。

仮通夜は19日、本通夜は20日、いずれも午後7時から8時まで、那覇市天久1192の1、那覇葬祭会館第3で執り行われる。告別式は21日の予定。喪主は妻・寿(とし)子さん。
 白保氏は、八重山郡竹富町出身。日本大学卒。県議を3期9年間務めた後、96年の衆院選で新進党から出馬して初当選。公明党再結成に参加して2000年、03年に再選した。党副幹事長を務め、05年には党農水部会長として食育基本法を自民党と共同提案した。05年の衆院選で落選し、07年に勇退。11年4月から県立博物館・美術館長を務めていた。