前田政明県議が死亡


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
前田政明県議

 共産党の県議会議員(那覇市区選出)で議会運営委員会委員長の前田政明(まさあき)氏(65)が24日午前5時19分ごろ、本部町崎本部の本部港沖で、心肺停止状態でうつぶせで浮いているところを消防隊員らに発見された。その後、本島北部の病院に搬送されて死亡が確認された。

 本部町今帰仁村消防組合によると、前田氏は家族と一緒に本部港南側護岸で夜釣りをしていたところ行方不明となり、家族が午前5時7分ごろ119番通報した。駆け付けた消防隊員らが捜索したところ、護岸から約50メートル離れた沖で浮いている前田氏を発見した。ライフジャケットはしていなかったという。本部署が事故の原因などを詳しく調べている。
 前田氏は、1947年11月生まれ、大宜味村津波出身。同志社大卒。県商工団体連合会事務局長などを経て那覇市議を5期務めた後、2004年に県議選で初当選して、08年、12年に再選して3期務める。12年6月から県議会議会運営委員会の委員長を務めている。
【琉球新報電子版】