家族に感謝の料理 卒業記念で腕ふるう


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丹精込めて作った料理を来場者に振る舞う琉球調理師専修学校の学生たち=21日、浦添市の学校法人みのり学園

 学校法人みのり学園の琉球調理師専修学校(川畑和弘校長)は2月21日、浦添市の同学園ホールで調理科38期生卒業記念ビュッフェを開いた。

3月7日に卒業式を控えた同科の学生80人が1年間学んだ成果を生かしながら感謝の気持ちを込め、招待した家族らに料理を振る舞った。
 テーブルにはグループで調理した和、洋、中、琉球料理、菓子類が並んだ。学生を代表して多嘉良健(つよし)さん(19)が「この1年で数多くのことを学び、成長できた。私たちの成果を目、口、心で楽しんでください」とあいさつし、来場者は学生が丹精込めて作った品々に舌鼓を打った。
 ケーキなどを提供した宮里麻衣さん(19)は「予算と時間が限られた中、みんなで分担して作って楽しかった。きれいに出来上がり、食べてもらえてうれしい」と笑顔を見せた。
 2月23日には製菓衛生師科5期生の卒業記念ビュッフェが開かれた。