意気込むFC琉球 JFL、10日開幕


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2013シーズン開幕に向けた意気込みを語るFC琉球の(左から)一柳夢吾、小寺一生、棚橋雄介=1日、那覇市天久の琉球新報社

 FC琉球の一柳夢吾(DF)、小寺一生(MF)、棚橋雄介(同)の3選手が1日、那覇市天久の琉球新報社を訪れて、2013シーズン開幕に向けた意気込みなどを語った。

 FC琉球は新監督に薩川了洋を迎え、12選手が新加入した。1月下旬から新監督の下でチームが始動し、10日の開幕に向け準備を進めている。キャプテンを務める一柳は「チームもまとまってきており、一体感を持って開幕を迎えられる」と話した。
 FC琉球は昨シーズンは9位に終わったが、獲得点の総数は58とリーグで2位に入っている。一方で失点総数が62と多いことが課題だ。一柳は「チームの得点力が期待できるので、ディフェンダーとして相手に得点させないことを意識したい」と力を込めた。
 小寺は「チームの雰囲気は明るい。ディフェンスにいい選手が多く、得点は昨シーズン並みに取れる。簡単な失点を減らせば上位に行けるはず」と期待した。棚橋は「チームとして優勝を目指している。得点に絡んでチームに貢献したい」と気合を入れた。
 FC琉球の開幕戦は10日午後1時から沖縄市陸上競技場にソニー仙台FCを迎えて行われる。一柳は「勝ちにこだわって沖縄を盛り上げ、優勝を目指す」と目標を掲げた。