感謝の思い文字に 東中3年生が「立志式」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
卒業を前に、目標やこれまでの感謝の気持ちを語る3年生=2月28日、東村立東小中学校

 【東】東村立東小中学校(山城祐市校長)で2月28日、卒業を控えた中学3年生が将来への希望や目標、これまでの感謝の気持ちを発表する「立志式」が行われた。

3年生全13人は在校生や保護者を前に、それぞれの視点で学びやへの思いを言葉につづり表した。
 発表ではそれぞれが考えて書いた自身の「志」の言葉について説明した。
 福永夢夏さんは「日進月歩」の言葉を掲げて「看護師になる夢がある。理数系は苦手だけど、高校では文武両道で頑張りたい」と決意を表明。「中学であまり勉強しなかった」という平良魁斗君は「高校では初日から脳をフル回転させたい」と「積」の言葉に気持ちを込めた。
 山城校長は「皆さんの夢や希望がかなうことを願っている。頑張ってほしい」と激励した。立志式は昨年度から実施している。式を企画した教務主任の知花淳次教諭は「生徒は高校に入ると寮に入ったりして地元を離れる。保護者らに感謝する場をつくりたかった」と語った。