県内小中で体罰37件 「授業中」最多12件


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 県教育庁は7日、2012年4月から10カ月間に公立小中学校で起きた体罰の件数は、把握した分だけでも37件だったことを明らかにした。

内訳は小学校13件、中学校24件。体罰の場面で最も多かったのは「授業中」で12件(小学校5件、中学校7件)、内容は「素手で殴る」で19件(小学校5件、中学校14件)、把握のきっかけは「保護者の訴え」が最も多く20件(小中それぞれ10件)だった。
 今回の調査は市町村教育委員会が把握した数を集計した。