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県内公立中学校全157校のうち約7割に当たる113校で10日、卒業式が開かれた。豊見城市立豊見城中学校(宮城調仁校長)では229人の生徒が保護者や後輩、恩師らに見守られながら、3年間の思い出を胸に、新たな人生のスタートを切った。
卒業生を代表して金城知慧(ともえ)さんが「私たちはそれぞれの思い描く未来へと新たな一歩を踏み出す。10年、20年後の未来に成長した姿を先生方、家族、仲間に見せられるよう励んでいきたい」と抱負を述べた。
宮城校長は「これから、困難や新しいことに挑む際には校歌の『明日の世紀を双肩に』の部分を思い出し、大きな夢を実現してほしい」とエールを送った。
県内では卒業生のいない水納中、野甫中、慶留間中、崎枝中、西表中、休校中の舟浮中を除く38校で13日までに卒業式が行われ、約1万5千人が、慣れ親しんだ学びやを巣立つ。