「純と愛」撮影終了 宮古島舞台、NHK朝ドラ


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撮影を振り返り、沖縄への思い入れなどを語った夏菜さん=15日午後、那覇市天久の琉球新報社

 宮古島市と大阪府を舞台にしたNHK朝の連続テレビ小説「純と愛」がこのほど全撮影を終了し、ヒロイン純役の夏菜さんと夫愛(いとし)役の風間俊介さんらが15日、那覇市天久の琉球新報社を訪れた。2人は終始笑顔で、沖縄や宮古島への思い入れを語った。

 県民の歓迎ぶりに感動したという2人。「自分は沖縄出身だと頭が書き換えられている」と夏菜さんが言うと、風間さんは「(夏菜さんが)島の人と『来たよ』『お帰り』で通じるほど仲良し」と明かした。好きな沖縄料理を尋ねられ、夏菜さんは豆腐よう、風間さんはモズクの天ぷらを揚げるなど、通な一面も披露した。
 これまでの「朝ドラ」にない人物設定や急展開が特徴のドラマ。出演者たちも毎回予想外の展開を楽しんでいたといい、夏菜さんは「最後まで読めないはず。言いたいけど言えません」とちゃめっ気たっぷりにほほ笑んだ。最終回は30日の放送。