FC琉球、J3目指しリーグへ準加盟申請


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日本プロサッカーリーグの大河正明理事(右)に申請書を手渡す下地良沖縄ドリームファクトリー社長(中央)と添石幸信非常勤取締役=26日、東京文京区の日本サッカー協会

 【東京】日本フットボールリーグ(JFL)のFC琉球は26日、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)へ準加盟を申請した。

FC琉球を運営する沖縄ドリームファクトリーの下地良社長が同日、文京区の日本サッカー協会で大河正明理事に申請書を手渡した。
 FC琉球はJリーグがJ2の下部に新設する「J3」参加を目指しており、準加盟が認められた場合、沖縄からのJリーグチーム誕生に向けて一歩前進する。審査結果は3カ月以内にJリーグから発表される。
 申請で下地社長は「加盟への第一歩を踏み出し、強く責任を感じる。J3への夢をかなえるため、課題をクリアしていきたい。入場料に見合うだけの魅力的なサッカーをしたい。新しいFC琉球を多くの人に見てもらいたい」と抱負を述べた。
 大河理事は「アジアに近い沖縄にクラブチームができる意義は大きく、Jリーグのアジア戦略にもプラスになる。韓国や中国とのイベントなども考えられる」と述べ、「新社長の下、会社の運営形態やガバナンスなどを審査し、現地でのヒアリングも行う」とした。