【沖縄】2010年12月から休園していた沖縄市の東南植物楽園(宮里好一代表)が6日、装いを新たに2年半ぶりに再開園する。開園に先立つ5日には、県や市、経済界、観光関連の関係者ら約650人を同園に招き、記念式典が開かれた。
事業を継承したタピックグループ(沖縄市)の宮里好一代表は式典で、「熱帯系の植物を自然の中で提示できる、国内外でも珍しい植物園だ。3世代の家族が訪れ、世界の人々が交流できる場にしたい」とあいさつし、「日本一の植物園」復活を誓った。引き続き市観光協会のエイサー演舞があり、関係者によるテープカットの後、園内が披露された。
式典後、園内で記念パーティーが開かれた。東門美津子沖縄市長は「多くの県民、観光客が再開を待ち望んでいた」と歓迎した。
来賓として秋野公造環境政務官や上原良幸沖縄観光コンベンションビューロー会長らも出席した。
6日午前10時から、同園でオープニングセレモニーが開かれる。