稲穂 黄金色に光る 与那城小で収穫体験


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炎天下で稲刈り体験をした与那城小学校5年生=9日、うるま市立与那城小学校

 【うるま】うるま市立与那城小学校5年生が9日、同校の田んぼで稲の刈り取りを行った。農業の大変さや収穫の喜び、食育を実践する総合学習の一環。子どもたちは慣れない鎌の使い方に苦戦しながらも、黄金色の稲穂を落とさないように一株ずつ稲を刈った。

 農家の花城清文さん(55)が「稲をしっかりつかまえて斜め手前に引くとさっと切れる」と鎌の使い方や稲のまとめ方のこつを伝授。
 児童らは、うるま市照間産のビーグ(い草)をひも代わりに使用し、稲を束にしていった。宮里鳳優さん(10)は「稲が硬くて刈るのが難しかった。農家は大変だなと思った」と感想を話した。
 刈り取った稲は宿泊学習でおにぎりにして食べる予定という。